解決できるお悩み
- OpenSeaでかかるガス代ってなに?
- ガス代ってどんな時にかかるの?
- ガス代って安くならないの?
こんなお悩みを解決できる記事を作りました!

N FTを買おう(売ろう)と思ったら、ガス代がかかると聞いたんだけど......
そもそもガス代ってなに?
って方も多いと思います。
実際、ぼくもそうでした......
でも、ガス代について理解しておけば、損することなくNFT取引を始めることができますよ!

ガス代とは、カンタンに言えば「手数料」です。
しかし、ガス代は一定ではなく、常に価格が変動するので損する可能性があるんですよね。
この記事を読むことで「ガス代がかかるタイミング」「ガス代の相場や安くする方法」を理解することができますよ!
この記事の前半で「ガス代がかかるタイミング」について、後半では「ガス代についてよくある質問」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※すぐに「ガス代がかかるタイミングが知りたい!」って方は「ガス代がかかるタイミンング」へどうぞ!
目次
NFTで発生する『ガス代』とは?

そもそもガス代ってなに?
ガス代=手数料と考えるとわかりやすいですよ!

NFTはイーサリアムのブロックチェーン技術を使っています。
なので、NFTを買うと「Aさんのアート作品をBさんが〇〇ETHで買ったのでBさんが所有者となった」といった感じでブロックチェーンに刻まれます。
ブロックチェーンの特徴は上記のような「取引内容すべてが記録される」ことですよね?
すべての記録を残すために、一つ一つの取引が正しいことを証明する「認証作業(マイニング)」を行う必要があります。
マイニング(認証作業)にはハイスペックなコンピュータや電気代など経費がかかるので、ガス代(手数料)という形で報酬を支払っているわけです。
「ブロックチェーンについて、よくわからないな......」って方は、以下の記事で初心者でも分かりやすく説明しているので、参考にしてみてくださいね!
ガス代がかかるタイミング
まずはOpenSeaでNFTを買う方法3つを理解しておきましょう。
- Buy Now
- 表示価格で購入
- オークション(Auction)
- 期間内に最高額を提示した人が購入できる
- オファー(Offer)
- 期間内に価格提示した人の中から、オーナーが売りたい人を選ぶ
NFTを買う方法3つを上記で説明しましたが、ガス代はNFTを買う側・売る側どちらも支払う必要があります。
ただし、ガス代がかかるタイミングがそれぞれあるので、覚えておくとスムーズに取引できますよ!
さっそく説明していきますね!
NFTを「買う側」にかかるガス代
NFTを「買う側」にかかるガス代は以下になります。
- 価格設定されている作品を購入するとき
- ETHからWETHやPolygonに交換(convert)するとき
- 作品へのオファーをキャンセルするとき
- 作品へのオークションオファーをキャンセルするとき

②がよくわからないよ......
って方のために、少し補足しますね!
- WETH
- オファーやオークションでNFTを買うときに「WETH」を使う
- Polygon (ポリゴン)
- ETHとは別のブロックチェーン
- ETH→Polygonに変換して、ポリゴンのブロックチェーンを使えば、購入・オファーなどのガス代はすべて無料
- Twitterのアイコンでは六角形にできない
OpenSeaでNFTを購入・販売する場合は、イーサリアム or ポリゴンのどちらか売買していきます。
ポリゴンはガス代がかからないというメリットがありますが、市場規模が小さいというのが特徴ですね。
※「ガス代の相場を知りたい!」って方は「ガス代でよくある質問4つ」へどうぞ!
NFTを「売る側」にかかるガス代
NFTを「売る側」にかかるガス代は以下になります。
- はじめて作品を出品するとき
- オファーを受けて承認したとき
- オークションのオファーを承認するとき
- 固定価格販売をキャンセルするとき
- オークションをキャンセルするとき
- Giveaway企画でエアドロップするとき
- NFTメタデータをIPFSに保存するとき

①:作品を出品するときにもガス代がかかるの?
最初の出品だけなので、2回目以降はガス代かかりませんよ!


④:販売者は作品の販売をキャンセルしたらガス代がかかるんだね。
販売をキャンセルするとガス代がかかるけど、作品を削除すればガス代はかかりません!


⑥:Giveaway企画で作品をエアドロップってなに?
「Giveaway企画=無料プレゼント企画」です!
発行者さんによりますが、たまにこういった企画がありますよ!
自分の気に入った作品があれば「Twitterでフォローする」「Discordに入る」とGiveaway企画があるかもしれません。


⑦:NFTメタデータをIPFSに保存するってなに?
NFTを購入したら、保管しておく必要があります。
「ブロックチェーン上に保存」ではなく、オフチェーンと言ってブロックチェーン外で保存する必要があります。
保管する方法は発行者によって決められており、IPFSを利用することが多いですね!

以下ではよくある質問に答えていきますね!
ガス代でよくある質問4つ
ガス代についてよくある質問は以下の4つです。
- ガス代の相場ってどのくらい?
- 現在のガス代を確認する方法は?
- ガス代を安くする方法は?
- ガス代が安いの「ポリゴン」ってなに?
それぞれの質問に答えていきますね!
質問1|ガス代の相場ってどのくらい?

ガス代がかかるタイミングはわかったけど、相場ってどのくらい?
ガス代はその時の取引量によって価格が変動しますが、3,000〜5,000円くらいと覚えておくといいですよ!

ガス代の価格は、その時の取引量などによって秒単位で変動します!
高い時ではガス代で1万円を超える場合がありますが、価格は変動するので安くなるのを待ちましょう!
質問2|現在のガス代を確認する方法は?

ガス代ってOpenSeaで買う時にしかわからないの?
現在のガス代の価格がわかるサイトがありますよ!

OpenSeaの購入画面までいってガス代が高かったらめんどくさいですよね?
「ETH GAS STATION」で現在のガス代の価格がわかるようになっています。
URL:https://ethgasstation.info/

赤枠の部分「Gas Plice」数字を見れば、ガス代が高いのか一目で判断できますよ!
ガス代の判断基準
- 20〜30:ガス代が安い
- 200〜300:ガス代が高い
NFTを買う前に「EHT GAS STATION」でガス代を確認しておくといいですよ!
質問3|ガス代を安くする方法は?

ガス代をなるべく抑えたいんだけど、安くする方法ってない?
ガス代は取引量などで常に変動しています。
安くなる方法は「安くなるまで待つ」しかないですね。
ガス代は秒単位で変動するので、数分待つだけでも安くなる場合がありますよ!

イーサリアムブロックチェーンでNFTを売買するなら、ガス代を払うしかありません。
「ガス代を抑えたい!「NFTをお試しでやってみたい!」って方は、Polygonであればガス代をかなり抑えれますよ!
質問4|ガス代が安いの「ポリゴン」ってなに?

ポリゴンでNFTを売買するとガス代が安いと聞いたんだけど......
ポリゴンってなに?
多くの人が売買しているのは「イーサリアムブロックチェーン」です。
ポリゴンは「イーサリアムブロックチェーン」を改良して作られたもので、違うブロックチェーンを使われています。

少しわかりにくいと思うので、「イーサリアム」「ポリゴン」の特徴をまとめてみました。
イーサリアム(ETH) | ポリゴン(Polygon) | |
利用者 | 多い | 少ない |
OpenSea取引量 | 多い | 少ない |
商品の価格 | 高額なものが多い | 少額なものが多い |
ガス代 | 必要 | なし |
処理速度 | 遅い | 速い |
円への交換 | 可能 | 不可 |
手間 | なし | ETH→Polygonの変換が必要 |
上記からわかるように「イーサリアム」「ポリゴン」それぞれにメリット・デメリットが存在します。
こんな人はイーサリアムがおすすめ
- NFアートで本気で稼ぎたい
- 有名な作品を買いたい
- Twitterのアイコンを六角形にしたい
こんな人はポリゴンがおすすめ
- NFTをお試しでやりたい
- ガス代を払いたくない
- できるだけ安くNFTを買いたい
まとめ|あなたにあった場所でNFTを始めよう!
イーサリアムブロックチェーンを使う場合、『ガス代』は必ず発生します。
ガス代が発生するタイミングは以下の通りです。
「買う側」にかかるガス代
- 価格設定されている作品を購入するとき
- ETHからWETHやPolygonに交換(convert)するとき
- 作品へのオファーをキャンセルするとき
- 作品へのオークションオファーをキャンセルするとき
「売る側」にかかるガス代
- はじめて作品を出品するとき
- オファーを受けて承認したとき
- オークションのオファーを承認するとき
- 固定価格販売をキャンセルするとき
- オークションをキャンセルするとき
- Giveaway企画でエアドロップするとき
- NFTメタデータをIPFSに保存するとき
「できるだガス代を安くしたい」って方は、「Polygon(ポリゴン)」でNFTを買う方法もありますよ!
こんな人はイーサリアムがおすすめ
- NFアートで本気で稼ぎたい
- 有名な作品を買いたい
- Twitterのアイコンを六角形にしたい
こんな人はポリゴンがおすすめ
- NFTをお試しでやりたい
- ガス代を払いたくない
- できるだけ安くNFTを買いたい
ぜひ、あなたに合った方法でNFTを始めてみてくださいね!